SNSなどで、往年の名機復活記事を目にしました。ROSS Compです。ボディーがグレイなので“GLAY Compresser”とも言われています。
私が熱狂したのは、1980年前後。(古っ!💦)
MXR/DynaComやDan Armstrong/Orange Squeezerの音が台頭する中、派手さはないが、確実にスタジオミュージャンを中心に広まっていたのが、このコンプでした。特に今 剛さんが、有名ですね。
そしてSNSの中で、いつも拝見させて頂いている“Fairwind”さんのブログでも、この掲載がありました。音楽機材にも精通され、観察&考察深く、大変参考になります。
https://fairwind.hatenablog.jp/entry/2023/09/14/003000
「あっ、忘れてた! これはゲットしておかなくては!!!」って事で、即、常々お世話になっているMUSICLAND KEY 渋谷本店さんへ在庫確認すると!「ありますよ〜♫」との連絡が〜♫
っで、コレ!
グレイって、ホント地味ですね....。💦
でもですね〜、ライブやレコーディングのアンサンブルの中で、ちゃんと存在意義を示すのですよ。
先ずは、彼のお姿を色々なアングルで。
このコンプはボードには組まないので、ゴム足を付けました。そして、知らなかったのが、このミニプッシュボタン。
VINTAGE/BRIGHTの切替えです。押込むと、BRIGHな音になります。動画の中でもミスってますが、押込むのには、ちと“コツ”が要るようで、しっかり押込まないと中でロックしません。逆にVINTAGEに戻す時も、その逆にしないと、戻ってきませんでした。まあ、慣れでしょうけど。💦 このBrightの音については、好みもあるでしょうし、使うタイミングだと思います。
さてさて、そろそろ音の確認です。
前回のBehringer/Bi-Phase同様、Zoom/G11のLooperで“素”のギターフレーズを記録して、そこにLoopで挟んだROSS Compを通すと言う手法です。
余談ですが、この方法は楽ですね。エフェクターの操作だけに集中出来るので、非常に客観的に診られます。ただ、だった4小節のテイクに、何度録り直ししたのか?って.....。涙
ギター → Zoom/G11(Looper → Loop/Ross Comp) → Roland GO:Mixer → iPhone
ROSS Compの設定は、個人的にSustainが1時、LevelはOn/Offでフラットにしています。
ギターは、Combat/ST-Warm、フロントPUでTom Holmes/H450となっております。
コンプなので、効果が分かりづらいと思いますので、イヤフォンなどでお聴き頂ければ幸いです。
https://youtube.com/watch?v=aEftxCtZHIo&si=kAOxfT4qt0etawc5
如何でしょうか?
音が太くなり、頭を若干潰したアタック感と、コードのバラツキを揃えた感じになったと思います。Sustainをフルテンにすると、アタック感が少し増す感じですね。
因みに、Zoom/G11にも“Gray comp”の名前で入っていたので、聴き比べです。
これでSustain 60/100ですが、本機のSustainをフルテンにした時に近い?と思いました。
また、ノイズも少ないですね。
2000年初期に流行ったROSS/Compの進化版のKeelyのコンプも持ってますが、アチラはノイズが多いので、録音には向かない印象です。コンプ感は、大好きなんですけどね.....。
さてさて、このところ、所謂“当時モノ”の復活が多々あります。色んなメーカーから懐かしモノでありながら、現在に対応して再販売があります。まだ、他にも“狙ってる”モノがありますので、入手しましたら、またご紹介させて頂きたいと思います。