今回は、新企画。
大好きなギタリスト、残念ながら5年前の2月8日に亡くなられてしまった松原正樹さんオリジナル3rdアルバム「SNIPER 」2曲目“I Remember”のイントロ8小節をどれだけ再現出来るか?挑戦してみよう〜!っと言う恐れ多い企画です。汗
そのために、このブログで登場してきた機材をフル活用してみよう〜♫と。
松原正樹さんと言えば、1970年代後半〜1980年代前半にそのギターサウンドを聴かない人はいなかったと思うほど多忙を極めたスタジオミュージシャンで、ユーミン、松田聖子、中森明菜、ハイファイセット、松山千春、松原みき....etc. もうニューミュージック、アイドル歌謡曲などなど、ありとあらゆるジャンルでその音が聴けます。
っで、本題です。
本アルバムが発売されたのは1983年?ですので、先ずはその頃の使用機材の考察から。
時代考証として合っているか?は不明なのですが、近い年代(とは言いつつ、コチラの方が最近の方か?と....。)の資料と思います。(“I Remember”の録音機材ではありませんので、念のため。)
BOSSのSCC-700をコントロール心臓部としてループを組んでます。
tc.electronicのBooster/Distortion、Chorus/Flanger、MXRのStereo Chorus、Limtter、BOSSのOD-2?、他にもPearlやVestaのペダルが見えますね。
ラックには、tc.electronicのTC2240×2、DynachordのDigital ReverbやStereo Flanger、RolandのSDE-2000などが見られます。
この資料と実際の曲を聴いて、わたしが使った機材がコチラです。
先ずは、ギター。
原曲はソリッド系のリアPUと判断して、以前ご紹介した大改装(過去ログをご覧下さい。)のSchecter/EX-Vを。
そして。
Fractal Audio/AX8です。
本機はアンプシミュレーター部だけを使うつもりでコンプとODを前段に繋げたのですが、ノイズと音が痩せるので、結局全てAX8で音作りしました。
コンプ→OD→ピッチ→アンプ→キャビ→ステレオ・コーラスの接続で、ロング・ディレイ、リバーブはDAW(Pro Tools)側のプラグイン・エフェクトで後掛けです。
シンセは、PianoにYamaha/P50m、Finger Bass、PercussionにRoland/SC88Pro、DrumsはプラグインのEZDrumer2といった感じです。Roland/D-05は、MIDI打込み鍵盤としてのみ使用。
そして、録音、ミックス作業には、SSL/Sixに大活躍してもらいました。
最終ミックスは原曲とニラメッコで、各トラックに必要に応じて、プラグインのEQ、コンプをかけました。まあド素人ですので、ちっとも理論に基づいたエンジニアリングになってませんが、ご勘弁下さいませ。
そして、肝心のギターフレーズなのですが、“一音”余計に弾いてる箇所もあり、完コピにすらなっていません....。
言い訳だらけですが、本人は大変楽しく作らせて頂きました。
長文になり、すみません。
最後ですが、YouTubeやCDなどで、松原さんの原曲とシビアな聴き比べは、ご遠慮下さいね。💦
それでは、お聴き下さい。(約18秒です。)
さぁ〜笑タイムの始まりです〜!!!
【音源】
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