新 IKASU おやじ天国 !

某ブログ閉鎖の為、過去ログはすっぱり捨てHatenaで新規スタートします。

ああ〜憧れの“Bi-PHASE”〜♫(動画あり)

先週末にBehringer製の“Bi-PHASE”が、発売されました。

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このタイトルがエフェクターの事で、何を期待してるか?がピン!と来られる方は、マニアックだと思います。w  (お歳的にも、私と同じ高齢系?w)

しかも、ギタリスト高中正義氏、リーリトナー氏が思い浮かぶでしょう。かくいう私も同様ですし、すぐ様飛びついて購入する段階で、病ですね。💦

 

さてさて、前置きが長くなりました。

ご存知の通り、本家は“Mu-Tron”です。あの“コトコトコト.....”って個性豊かなフェイズ・サウンドですね。本家を触った事がないので違いは分かりませんが、再現性の高い製品だと思います。

 

先ずは、その準備から。

今回演奏するにあたって、弾きながらの操作は無理なので、Zoom/G11のルーパー機能を使いました。予め4小節のフレーズを録っておいて、それを再生しながら、本機の操作をしました。

また、今回はiPhone固定での撮影が出来なかったので、手撮りです。いつもに増して、構図が悪い事をお詫びします。

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基本セッティングは、Fender/Twinのアンシミュ → MesaBoogieのIR → 軽くRev。

アンシミュの前にLoopを作りました。そのLoopには、Orange Comp → Bi-Phaseを入れてます。

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Orange Compは、エフェクタービルダーのTakkyさんの販売してるオレンジ・スクィーザー回路キットです。自分はこの手の製作が出来ないので、その昔に某有名なエフェクタービルダーさんに無理言って組上げて頂いた逸品です。今回の設定には、このコンプは不可欠?と思います。w

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今回のBi-PHASEのセッティングは、例の“コトコト....サウンド”ですが、他にも色々なバリエーションがあると思います。

 

動画の流れ

①ルーパーによる素の音

②Loop内Orange CompをON(Levelは、ON/OFFでフラット設定)

③Loop内Bi-PHASEのPhasor AをON

④一旦、Phasor AをOFF

⑤Loop内Bi-PHASEのPhasor BをON

⑥Loop内Bi-PHASEのPhasor AとB両方ON

⑦LoopをOFFって、①の音

⑧LoopをONにして、⑥の音

 

ギターはCombatのST-WARMで、センターポジションです。

それでは、ご覧下さいませ。

 


www.youtube.com

 

さてさて、如何でしたでしょうか?

例のサウンドに似ていたでしょうか?💦

 

Bi-PHASEをONにすると、音量も変化しますね。ちょっと下がったかな?とも思いますが、レゾナンスの掛かり方で上下してる?とも考えられるので、個人的には聴感上問題ないと思います。

 

本機は名前の通り、フェイザーが2台組み込まれて複雑なフェイズ・サウンドを作るエフェクターですね。

次回は、念のため、Phasor A単体の動きを動画でご紹介しながら、本機の全体像をお話出来れば?と思います〜♫

 

Blue Note Tokyoにて

昨夜は、Blue Note Tokyoで“LEE RITENOUR & DAVE GRUSIN”でした。40数年ぶりでしょうか....?

 

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当時Fusionブーム全盛で二十歳くらいでしたので、忘れられないギタリストの一人です。それくらいぶりですので、リトナーさんのエフェクトボードにも興味津々です。

 

そこで今回は、次回へ続く事にはなった“ホントのエフェクトボード最終形”の参考に、リトナーさんのエフェクトボードを私なりに考察したいと思います。

 

今回は、最近の曲なのか?16や8beatなど、殆どありません。初めの2曲も6/8、お次も3/4Swing系と言った感じです。かなりリラックスされた内容でした。

でも、お使いのギターは、2本ともソリッド系です! メインは、おそらくSadowsky?のH-S-Hタイプ。(初めて見るナチュラルなギターで、ヘッドの形から推察)そして、もう1本はいつもの鮮やかな虎目チェリーサンバーストのCustom Shop製?の'59LPモデルか?と。

 

ざっくりですが、アンプシステムは、MESA/RectifierヘッドにMESAのキャビ×1、Fender/TwinRev×2。おそらく、センターのMESAのキャビが“Dry”で、Fender/TwinRevが“Wet”の3Wayシステムと思われます。

(って事は、4ケーブル・メソッドな接続か?)

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そして、肝心のエフェクトボード。

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背面の画で、すみません。

この画像が、限界で....。💦

 

なんと、PedalTrain Classic2と言うコンパクトさ!

tc.electronic/PLETHORA X5(マルチエフェクター)を核に以下のモノがループ端子も含めて、繋がれているようです。接続順は、不明....。

APHEX/PUNCH FACTORY(オプティカルコンプ)

RODENBERG/SL-OD (おそらく、スティーブ・ルカサー で有名になったオーバードライブ?)

Xotic/Super Clean(バッファ・ブースター)

Xotic/XW-1(ワウ)

Xotic/XVP(ボリュームペダル)

BOSS/NS-1(ノイズゲート)

と、お見受け致します。

 

歪みに関しては、MESA/Rectifierも絡んでくる?と思いますが、本編では、7約割はクリーンサウンド系でした。

コーラス系も美しくかけてる音が多く、流石“tc.electronic”と言った感じでした。コイツを司令塔に音色切替と空間系を任せるのはありだな!とも思います。

 

また、今回のベーシストのMelvin Davis氏が、強烈でした! ああ、勿論イイ意味で!

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座席が一番前で、彼の横くらいの位置関係。

もう、低音がビシビシきます!

ご覧の2本を使い分けて、エフェクトもかなり切り替えておりました。(7弦と5弦!)

(ミュートロンのオートワウも飛びだす!)

ラップ系の時は、マーカス・ミラーな音色で、それもかなり印象に残ります。

今まででしたら、エイブラハム・ラボリエル氏だったでしょうが、彼に勝るとも劣らないスーパーベーシスト。(黒いグラサン、ボブサップ?の様な体格で強面ですが、実は優しそうでアンサンブルを強力に牽引していました。)

 

最後に、私からは一番遠い所にいらっしゃったデイブ・グルーシンさんは、御年88歳。

静かに弾くキーボードは、もう完璧な燻銀の世界! かと言って、歳を感じさせない、ミュージシャンの鑑でございました!

 

来年また来日されるのであれば、また是非拝見したいと思います。

“松”ボード最終形に向けて(仮最終回/動画あり)

機能的には、これで最終回となります。

っが、何かと課題も残っております.....。

(それは、文末で。)

 

とは言え、やっと完成しましたので、Zoom/MS50gの音色を組合せたデモ動画をご覧頂きたいと思います。

 

この動画には、コイツを使っていた訳なのですが、どうにも録音レベルが低くて、使えません....。

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Roland/GO:MIXER....。

やはり、オモチャのレベルですかね....?

そこで苦肉の策で、Pro Toolsレコーディング用に使っている“M-Audio”(2in/2out)のオーディオインターフェースで撮りました。

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その割に音質が、宜しくない....。

まあ、iPhoneがレコーダーなので....。

録るに当たって、松ボードからZoom/G11のアンシミュ(リバーブも)を通して、ミキサーSSL/Sixへ送りました。

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デモ用のカラオケも即席で作りましたので、その音もSSL/Sixへ。

それらを纏めて、M-Audioへ集約。

 

ああ〜さてさて、前置きが長すぎました。

元々、MS50gの“MIDI化”に拘ったのは、ライブで飛び道具的な音色を担ってもらう為でした。

では、どんな飛び道具なのか?

 

今回のデモでは、5音色使ってます。

ほぼ4小節毎に切替えて、その効果をお聴き頂ければ幸いです。音色の内訳は、こんな感じです。フットSWの左から①〜⑤と説明致します。

オートワウ

(MSのオートワウ→MSのRAT)

オクターバー → Free The Tone/Delay 

(MSのオクターバー→MSのDistorion+)

フェイザー

(MSは未使用)

SPcomp→tc/Phase XII

④ソロ用歪み

Bogner→MS→Free The Tone/Delay

(MSのRAT)

⑤ハーモナイザー

Bogner→MS→Free The Tone/Delay

(MSのRAT→MSのハーモナイザー)

 

動画内では

③→①→②→④→⑤と切替えてます。

④は、飛び道具ではなく、汎用音ですが、他の音色との比較になります。

 

では、拙いデモ動画をご覧下さい。

 


www.youtube.com

 

如何ですか?

私のやりたかった事がご理解頂ければ、幸いに存じます。(デモの出来はコレで精一杯ですので、ご容赦下さいね。)

 

実は、今回の収録時に、配線やボリュームペダルの不良?が発生してまして、かなり手擦りました....。正直、このままでは、ライブでは使えません。

「配線のやり直しか....。」と悩んでいるところに、こんな信じられない情報を目にしました!

(fairwind様、すみません、勝手にリンク貼らせて頂いております。m(_ _)m)

 

https://fairwind.hatenablog.jp/entry/2022/09/06/003000

 

コレが、本当の最終形のスイッチャーとなると思います。

 

“MORNINGSTAR ML10X STEREO REORDERABLE LOOP SWITCHER”と言う、Stereoで5ループ、Monoなら10ループ、エフェクターの接続順入替可能、シリアル&パラレル接続可能と言う、もう世間様にある全ての機能を網羅したシロモノのようです。

 

まだ、日本では発売されておらず、価格も不明ですが、コレを使って、真の最終形にしよう!と妄想が広がってきております。

 

ですので、現“松”ボードは、このまま暫く休息に入ります。まあ、他に“竹”ボード、Zoom/G11、録音にはFractal Audio/AX8がありますので、ライブや練習スタジオには、事欠きません。

 

大変長々とお付き合い頂き、ありがとうございます!

っと言う事で、まだまだ野望が続く事となりそうです〜♫

宜しければ、今後もお付き合いの程、宜しくお願い致します。

 

最後に、今回のプロジェクトに甚大なお力を貸して下さいました、エフェクター好きのスーパーベーシストのM山さんに感謝申し上げます。

m(_ _)m

 

 

“松”ボード最終形に向けて(その4)

使っているのはPedaltrainですので、電源、ジャンクションBoxなどは、背面設定になります。

“USB MIDI HOST”も、このように設置しました。

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私としてはコレで完成〜!と思い、今回のアドバイザーであるスーパーベーシストのM山邸へ持参したところ....。

2点のご指摘があり、その場で改造して下さいました。

 

①背面部が、床に当たっている。

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上の写真から、ジャンクションBox、電源アダプター、USB MIDI HOSTなんですが、実は床を擦っていたのは、電源アダプターでした!

 

Pedaltrainのゴム足は、リベット打ち? つまり、ネジ式ではないので、外れません。そこでM山氏、電源ドリルなどで、自前のゴム足を追加して下さいました!

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②電源用のUSB端子の脱着が不便。

セッティングの際に一々裏側を除いて挿し込むのは、面倒です。そこで、ボード側面にUSBジャンクションBoxをその場で作って下さいました!

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Reuse品のBoxで見た目が....だったので、家にあったPRSのシールを貼ってみました。

っで、USBを挿してみました。

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USB-Bタイプなのですが、ストレートはライブ中に“ポキッ”と踏まれて折れるが怖いので、L字型を選びました。

 

さてさて、コレで、一先ず完成です!

次回は、このシステムでZoom/MS50gを活用した音色プログラムを使った、デモ動画を作りましたので、その様子をご覧頂ければ?と思います。

 

Coming soon〜♫

“松”ボード最終形に向けて(その3/short動画付き)

ハイハイ、続きでございます。

今回は、説明がクドくて、すみません。(しかも、見た目の変化が地味.....。)

でも、Zomm/MS-50gをお使いの方には、ご参考にして頂けるのでは?と思いまして。

 

ああ〜さてさて、密林にて“USB MIDI HOST”を購入し、早速お姿を。

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この反対側は、電源用のUSBタイプBメス端子があるのみです。あっ因みに、それ用のUSBケーブルは付属しておりますので、ご安心を。(約90cmのタイプAオス - タイプBオス)

白のソケットは、別売。

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っで、電源側は、こんな感じ。

 

肝心のMS-50gとの繋ぎは。

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L字のUSB-miniBです。

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本体側もスペースの関係で、L字のUSB-Aです。このケーブルは、ご自身でお求め下さいね。あとは、USB MIDI HOSTのMIDI InにMIDIコントローラー側(MIDI Out)からのMIDIコードを挿せば完了です!

 

っと、この説明と前後してしまいますが、ボードに設置する前に簡易的に全てを接続して、動作確認をしました。

 


www.youtube.com

 

Zoom/G11 → USB MIDI HOST → Zoom/MS50g

今回のZoom/G11は、Free the tone/ARC-53Mの代わりのパッチチェンジを送る為だけのMIDIコントローラーです。

G11のタッチパネルを押す(ARC-53MのフットSWを踏むのと同じ操作)事で、MS50gのパッチがサクサクと変わっているのがお分かりになると思います。

 

さてさて、いよいよ組込んで完成です~♬

(もう、かなり映り込んでますけど....。)

“松”ボード最終形に向けて(その2)

間が、空きました。

ちと、家で緊急事態がありまして....。

ご安心下さい、何とか好転しております。

 

ああ〜さてさて、そんなこんながありながらも、“松”ボードの魔改造が、ほぼ終わりました。完成形が、コチラです。

 

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なぁ〜んだ!

何も変わってないじゃないか!!!

っと、お怒りを受けそうですね。

 

しかし!

これが、見た目地味ですが、機能的に大変身でございます。もうこのシステムで、大概の曲は、熟る筈です。後は、本人の力量のみ....。💦💦

 

今回の命題は、「ワンアクションで、思った音色に切替える!」です。

問題は、Zoom/MS-50gと言うコンパクトなマルチストンプ。皆さんご存知のように、沢山のエフェクターを内臓して、豊富なバリエーションのパッチを組める優れモノですね。

ところが、唯一の欠点は、フットSWが一つで、思ったパッチに飛べない事です。他のエフェクター群は全て一発で切替るのですが、MS-50gだけ別に本体のフットSWを踏まなければならず、しかも思ったパッチが直ぐには呼び出せない時もあり、ライブには使えませんでした。

 

そこに着目して改造されたのが、先日お邪魔した凄腕ベーシストM山氏であります。

 

本機は発売して暫く経ちますが、このUSB端子(mini-B)でMIDIを受ける!と言う事実があります。(何故か、Zoomさんは非公開。)

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前回、DMC micro Proと言うUSB/MIDIコンバーターを使い、Zoom/MS-50gにパッチチェンジ(PC)信号を送る!と言うのが、M山氏のボードです。(micro Proは、4つの任意のパッチを循環して呼び出せると言うモノ。)

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この事を参考に、私はもう一歩進めて、DMC micro ProへFree The Tone/ARC-53MからMIDI信号を送り、Zoom/MS-50gのパッチチェンジ(PC)信号を送る作戦にした訳です。

ARC-53M → micro Pro → MS-50g

 

早速、着手したのですが、設定やらホストUSBケーブル、MIDIの専用Yケーブルなど、かなり煩雑で経費が嵩みそうです.....。

 

途方に暮れながらもネットを検索していると、こんなモノを発見! しかも、安価に出来そうだぞ!っと。

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DOREmidi/USB MIDI HOSTなる、USB/MIDIコンバーターです。お値段もmicro Proの約1/3ほど、ややこしいケーブル類もなく、簡単そうです。しかも、軽い〜! コレをmicro Proの代わりにしよう〜♫

 

さてさて、くどくどと前置きが長くなりましたが、ここから核心へ入って参ります〜♫

 

 

“松”ボード最終形に向けて(その1)

やっと“松”ボードの最終プロジェクトが、始動です。いや〜重い腰が、やっと上がりました!💦

重い腰を上げるキッカケを作って下さった方が、M山氏。バンド仲間の繋がりで、お友達にして頂いたプロ・ベーシストさんです。家も比較的近かった事もあり、最終プロジェクトの為に図々しくも機材を持って、御自宅へ押しかけました。

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手前は“竹”ボード(参考に持参)で、それ以外が、M山氏の機材とベースです。

 

っで、そのM山氏のボードにやはり“鍵”がありました。

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M山氏ボードの一番奥側(ボード左側)にコチラが、収まっております。

DMC micro Proと言うフットコントローラーです。ちと解り辛いですが、Zoomの下。

https://www.mixwave.co.jp/dcms_plusdb/index.php/item?category=Professional+AUDIO&cell002=DISASTER+AREA+DESIGNS&cell003=DMC.micro+Pro&id=320

 

さてさて、これから、どう展開していきますやら〜♫