前回は、いきなり“アノ音”の再現でした。
前後しましたが、Bi-PHASEの概略を動画も含めてご説明させて頂こうと思います。
「もう、知ってるよ!」と仰る方が殆どと思いますが、宜しければお付き合い下さいね。
先ずは、改めてお姿から。
因みに、本家のMu-Tron。
いつの年代か?は分かりませんが、フットSWは外付けなのが本家ですね。しかも、サイズもかなり大きいと記憶しております。
Behringer Bi-PHASEは、以下の通りです。
■サイズ:99 x 63 x 174 mm(W x H x D)
■重さ:0.85kg
まあまあ、重いです。w
さて、肝心のフェイザー部分です。
Phasor Aです。
Sweep Gen 1 : ウネリのスピード
Depth : かかり方の深さ
Feedback : 波形の“クセ”を強調する
Phasor Bです。
基本的には、Aと同じ音と機能です。
ちょっと此処で、リア部分。
Phasor A/BのInとOutがあります。
(CVについては、後でまとめてお話しします。)
私は基本モノラルなので、AのInにギター入力して、BのOutからアンプ側へ送ります。仮にステレオ使用でしたら、AのOutも別アンプに送る事になりますね。
っで、肝心なセクションです。
左のツマミが、Phasor BのInputをどの信号から送ってもらうか?です。
私は勿論AとBが混ざり合った音が欲しいので、真ん中の“OUT A”をセレクトです。
そして、右のツマミが、どちらのジェネレーターで変調を掛けるか?です。
この“1”と“2”のどちらにするか?は、求めるサウンドによる?と思いますが、私はとりあえず“1”にしました。
ザックリですが、このような仕様です。
至る所に出てきます“CV”ですが、エクスプレッション・ペダルを使ってモジュレーションのRateを調節する為のセクションです。
さてさて、取説話が終わったところで、Phasor Aのみの音を改めてお聴き下さい。
今回は、例のルーパーのフレーズを流しながら、ジェネレーターのRate、サイン波とスクエア波の切替SWの動きを見て頂きたいと思います。
Depthは10、Feedbackは9と癖強めです。w
如何でしたでしょうか?
Rateは、10にしても発振しませんね。変調波形は、やはりサイン波が滑らかで“アノ音”向きか?と思います。
言い忘れましたが、Phasor Bもこれと同じ動きをします。(因み、前回動画のPhasor Bでは、Depth 10、Feedback 6です。)
最後に。
Behringerは、ACアダプターは付属しませんので、予め自身での用意が必要です。
私は、たまたま家にあったCAJのアダプターを使いました。(CAJ Power Blocks:9V 1.3A センターマイナス)
本体のリアに8-12V 700mAと書いてありますので、それ以上の出力のアダプターが必要ですね。
今回はギターで試しましたが、ノイズも少ないので、是非シンセに通してレコーディングにも使いたいと思います〜♫