大変、間が空きました。
すみません。
今回が、一先ず最終回となりますが、時間があれば動画で動作をご覧頂きたいと考えてます。
最後は、空間系の要、ディレイとリバーブを担う“ SOURCE AUDIO / COLLIDER ”です。
https://www.okada-web.com/source-audio/collider
一つの筐体で、二つの空間系をステレオで複雑なシリアル、パラレルのカスケードを組める優れモノです。空間系は、二つのエンジンをディレイにもリバーブにも出来ますし、勿論モノIn/モノOutでも使えます。
ここまで多機能なので、設定にはPCにアプリを入れて使います。
“Neuro”って言うモノです。
購入者は、OkadaさんからDL出来る専用アプリ。
このアプリでは、基本的に2つのカスケードを作りました。これらをBOSS/MS-3のMIDIアウトからプログラムチェンジを送信して切替ます。
(MS-3は、ひとつのフットSWで一度に4つまでMIDIチャンネルを扱えるので、Morningstarには1ch、Colliderには2chを割当てています。)
①Serial Dry/Rev
②Para Cho Dry/Rev
①は、通常のタイプですね。
Dly → Revと直列になっていますが、本体内部で、Dry音を分けており、最終アウトでWet音とMixしてますので、原音を損なう事はありません。
②では、DlyとRevを並列にして、両者ともWet音のみ出力してます。また、Dlyにはモジュレーションをかけてます。前回の自作配線図をご覧頂ければ解りますが、Collider前段までの音(ある意味のDry音)は②(Wet音)とは別にパラレルでMorningstarへ戻してますので、Collider前段までStrymon / Olaでコーラスを掛けていても、Collider側のモジュレーションDlyとの直接的な音の干渉は起きません。
ちと、ややこしいですね。
こだわりなもんで、すみません。💦
基本的には①、②をMIDIで切替るのですが、残念ながらプログラムチェンジすると、残響音は切れてしまいます.....。一つのプログラム内でOn/Offすれば問題なく残響音は残ります!
そこで①では、DlyのみOn/OffをMIDIのCC#101(コントロールチェンジ)で切替ています。これも以前のBOSS / MS-3ので書きました“カレントナンバー”機能が大活躍です。①のプログラムなのに一度踏むとDly+Rev、二度目踏むとCC#101信号が送られてDlyはOff(残響を残しつつ)になって、Revのみになる!と言う仕組みです。
これが、ボード・システムの全容です。
やはり、後半解り辛いですね.....。💦
私もこのブログに書き残す事で、備忘録としないと、使いこなせません....。💦💦
しかし、このスペックがあれば、ある程度のライブ・クオリティーを保てる!と自負しております。
さてさて、長々とお付き合い頂き、誠にありがとうございます。やはり、動画でお観せしないと解り辛いと感じます。時間あれば、簡単なデモを作りますので、その節は、またお付き合い頂ければ幸いに存じます。m(_ _)m
今後も、ちょこちょことボード以外の機材変更もありますので、宜しくお願い致します。